収録日:令和3年9月16日
補償コンサルタントという仕事はあまり馴染みのない職業かもしれません。
しかし、この仕事は公共事業をスムーズに進めるためには欠かせない仕事です。
公共事業には、生活道路や物流のための道路改築や、生命と財産を守る河川改修、また昨今の自然の猛威による対策としての防災・減災事業などがあります。
これらの公共事業を進める上で、用地(必要となる土地)の取得は不可欠となります。
その用地を取得するには対象となる土地の調査や評価、建物等が存すれば移転等に必要となる補償金の算定を行う必要があります。
補償コンサルタントの仕事はこれらの調査や評価及び、算定業務等を国又は地方公共団体から請け負っているものです。
公共事業が完成して、住民の方々に、「便利になった」、「助かった」などと喜ばれるその時「自分たちの仕事が役立った」と実感が沸々と湧いてきます。
まさに「縁の下の力持ち」といわれるところで、応援支援の役割を担っています。
公共事業の一翼をになうところで、「社会貢献」出来たとの喜び分かち合うことができます。
土地の評価や建物等の移転料算定とは別に、土地や建物等の被補償者の方々に、補償算定の中身内容について説明を行う業務もあるところです。
少なくない人との出逢いあるところで、百人百様の人の経験、職域話、生活様式、多種多様な経験を聞かされ教えられて、貴重にして豊かで確かな人生経験が醸し出されます。
補償の対象なるのは、およそこの世のすべての事物で、その物のひとつひとつに法律や幾多の制度が関わっています。
例えば建物では建築基準法、都市計画法、不動産登記法、商法など。
日ごろの生活には無縁な法律も時には身近な法律であって、仕事しながら世の中の仕組み構造も自然と学べて、豊かな知識が得られること請け合いです。
ものの見方・考え方が、確かで新たなところでしっかりと形成されていきます。
仕事経験を積んでいくと、これまた自然と実績が積まれて、資格取得に必要な経験年数が条件的に 満足して、資格試験にチャレンジすることになります。
土地の評価や建物の移転料等の算定は、特に資格が絶対的に必要とはなりませんが、有資格者がいなければ、公共企業体からの入札指名条件を満たさないことになります。
補償コンサルに従事している多くの社員は経験等の条件満たせば資格取得に自然とチャレンジして資格を備えるに至っています。
経験を積んで、資格にチャレンジする。スキルの明確化といったところでしょうか!
人との出会い、一見難しい法律にも遭遇して、一瞬戸惑いかちになるかもしれませんが、どんな仕事であってもそうしたものと思います。
要は、「好奇心」を持っていただき、「慣れ」ていけば自ずと道は開けていきまます。
経験積んで、人生勉強出来て、ものしりになって、資格もとれて、報酬も受ける。
しごと延長線上は、生活が便利となり生命と財産を守る公共事業への寄与!
携わってみれば、携わることで、新しくて確かな一歩を進めてみませんか
全国津々浦々、道路整備や河川の改修、公共事業は拡がります。
日本全国いたるところ、あらゆるところで災害も起きています。
失わなくてもよい財産、失わなくてもよい尊い生命公共事業は待ったなしというところで尽きることがありません。
その一翼担うところで、生きがいもあるところで一生ものの仕事です。